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育休復帰したワーママに待ち受ける試練〜復帰編〜①【エッセイ】

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福岡在住のアラサー。旦那と1歳の子どもの3人暮らし。
コールセンター勤務。
私の経験を元にブログを執筆しています。

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エッセイ
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2023年10月。

私のスマホが電話の通知音を鳴らす。

私は2021年、コロナ真っ只中に出産した。

当たり前だと思っていた付き添い出産はできず、産まれる瞬間にだけ、旦那は立ち会いをした。

それまでの悶絶するような私の死闘は見ていない旦那。

生理痛と下痢が同時に来たような痛みに約24時間耐えた私の死闘を知らない旦那。

死にかけのカエルのような体勢で息のしにくさを感じながらもマスクをしながら出産した私。

そんな出産を経て私は、その後待ち受ける、日本の問題に対面してしまった。

そう、保育園入れない問題。

2021年12月の暮れに出産した私は1年間の育児休業、通称育休をとることになっていた。

育休は通常、子どもの誕生日前日まで取得が可能だ。

その為、私のケースだと2022年の暮れまで育休取得が可能。

そのため、育休取得可能期間内に復帰する必要がある。

しかし、2022年11月、待機児童の多い我が住まいの認可保育園は落選してしまった。

というのも、私の住んでいる家から徒歩圏内で通える保育園は1つしかなかった。

その次に近い保育園は大人の足でも徒歩20分。

仕事に復帰した後にその通園距離は現実的に考えて車も自転車も身近にない我々には厳しかった。

希望は5つ書けたが、現実的に通える保育園は1つ。

万が一、家から遠い保育園を希望に書いて通ったのに辞退すると、保育園の点数は差し引かれてしまう。

聞いた事がある人も多いと思うが、保育園は点数が高い順に入りやすくなる。

その点数とは保育優先度により加点される。

ひとり親世帯だったり、勤務時間の長さにより加点される。

就労時間が短い人よりもフルタイムで働く人の方がより加点される仕組みなのだ。

私は税金の問題や、保育園に預ける最低限の就労時間や復帰した時の自分の体力的問題を考慮しながら、9:00-14:00で週5日勤務、1ヶ月あたり100時間の就労予定で勤務証明書を市に提出した。

1年目の育休で保育園に入れなかった為、1年間さらに育休を延長することになった。

しかし、私はその時点ではまだ余裕を持っていた。

なぜなら元々中途入園は難しいと聞いていたのだ。

年度の途中で入園するには、誰かが保育園を退所しなければならない。その数は少ないはず。

しかし、4月になれば卒園や進級したことにより、空きが一気に出る。

その為、私は4月には保育園に入れるのだろうと思っていたのだ。

その為、11月に保育園落ちたものの、のほほんと育休ライフを過ごしていた私だった。

すると、2月。

保育園の通知が来た。

落ちた。

保育園落ちた。

どうしよう。

4月に入園できなかったら絶望的。

これからの年度で中途入園なんて無謀すぎる。

私が仕事を辞めて、旦那の給料だけで暮らす?

無理・無理。

生活はギリギリできても、貯金ができない。

これから子どもが大きくなれば食費も学費もかかるのに。

数年前の、『保育園落ちた。日本死ね。』という言葉が頭をかけまわる。

落選結果を受け、無認可保育園を申し込んだ。

できれば、手を出したくなかった。

無認可に預けると、私の給料の半分近くは保育園代となってしまうので、復帰して働く意味を問われるのだ。

でも、背に腹はかえられない。

見学の予約を電話した。

まず、見学に行くとやはり無認可なので園内は狭い。

認可保育園は園庭がある為見た目的に子どもがのびのび遊んでいるように見えるのだ。

しかし、保育園に入ってもらわねば、私は仕事に復帰できず、生活もしんどくなる。

慣れれば大丈夫だろうと思った。

すると、無認可保育園の見学中に先生からこう言われた。

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