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出産レポ③【エッセイ】

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福岡在住のアラサー。旦那と1歳の子どもの3人暮らし。
コールセンター勤務。
私の経験を元にブログを執筆しています。

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エッセイ
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前回のお話

病院に到着した私と旦那。

普段なら病院のドアは自動で開くのだが、深夜なのでもちろん開かない。

電話でインターホンを鳴らせと言われていたのでインターホンを鳴らす。

はい。と相手がでた。声で分かったが電話にでたそっけない女性だ。

そっけないとは言ったが、年末の深夜、世間一般では年末年始の連休に入って、ダラダラ年明けを待っている人々を横目に、深夜、急にお産の対応を求められ、寝ずに頑張っているんだ。そりゃぶっきらぼうにもなるよね。と心の中で思い、そっけない対応でも気にしないことにした。

コロナの影響もあり、付き添いはできず、旦那はすぐさま病院を後に家に帰ることとなった。

ここからは私一人だ。

インターホンに出た女性が現れ、私は靴を持って階段で2階に行くよう、指示された。普段の検診は1階で行われている為、2階には行ったことがなかった。

気分は千と千尋の千。鎌爺に湯老婆のところに連れて行って欲しいと頼まれ、仕方なく湯老婆の元へ連れていくリン。リンに、付いてきな。とぶっきらぼうに言われ、言われるがままついていく千。千も今から自分がどうなってしまうのか不安でしょうがなかっただろう。その女性も、セリフは敬語だったが、言い方はリンとさほど大差ない物言いであった為、私も同じ気分だ。

股から羊水が出ているにも関わらず、階段を登らされ、尿検をするよう言われた。その後、手術室のような場所に通され、病院指定のパジャマに着替え、紙パンツを履くよう言われた。手術台の上に寝っ転がる。

ああ。ついに始まる。

私はこれから出産するのだ。

そう、思っていた。

そっけない女性は助産師か看護師のようで、まずは今出ている水分が本当に羊水か調べるとのことだった。

調べる為に、小指の先ほどの大きさの特大綿棒を股に当てられた。羊水であれば綿棒の先が黒く変色するらしい。稀に、おしっこと破水を間違える人がいるらしく、その為の検査であろう。

黒くなった為、私は破水確定だった。

そのそっけない女性は子宮口の開きを確認すると言い、いきなり膣に指を突っ込まれた。

おおう!!

まさか、そんなことをされると思わず声が出てしまった。

婦人科にかかったことがある人はわかるだろうが、普段の内診では、お互い気まづくないように、お腹あたりにカーテンがかかるようになっており、お互いの顔が見えない為、気まずい雰囲気が緩和されるように配慮されている。

しかし、今回は問答無用である。

そっけない女性は、そっけなく、子宮口はまだ全然開いてないですね。とそっけなく言い放った。

女性は器用に寝っ転がっている私に特大ナプキンを装着させた。夜用ナプキンの3倍はあるサイズのナプキンだ。腰近くまでナプキンがある。しかし、紙パンツなのもあり、フィット感がなく、歩くたびに尻あたりの部分のナプキンが右へ左へとずれる代物だ。

女性は、万が一の時の為の緊急連絡先を訪ねてきた為、旦那と実母の連絡先を伝えた。

あれ?お産が始まるのではないのか?何故にナプキンを装着された?

そんなナプキンを装着させられた私は、病室で寝るように言われた。ん?寝る?出産しないの?だってこうしている今も羊水ダダ漏れだぜ?羊水ダダ漏れしてるのに赤ちゃん大丈夫なの?

と思ったが、変なところで小心者な私は自分の疑問を問うこともできず、案内されるがまま病室へと向かった。病室は相部屋と個室が選べた。個室は別料金だが他人に気を遣いながら入院なんて御免だ。と思い即答で個室が良いと答えていた。

個室はちょっとしたビジネスホテルのようだった。リクライニングするベッドと机がひとつ。その時点で深夜2時を回っていた。

とりあえず、今日はゆっくり寝るよう言われた。

そこで、少しの胸の高まりと共に寝ることとなった。次の日、自分がどんな目に遭うのかも知らぬまま。

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