昭和でアップデートが止まっている親戚の話

私の親戚にどぎついのがいる。

私の母の弟の奥さん。つまりは叔母にあたる人である。

この叔母さんというのが曲者。

母から聞いた話だが、当時、祖父がまだ生きている時に、叔父さん、叔母さんと二人で祖父のお見舞いに私の実家に来ていた。

家には祖父、私の母、叔父さん、叔母さんの計4名がいた。

叔母さんがコンビニに行くと言い、実家近くのコンビニに行った。

すると、その時冬だったのだが、肉まん買ってきましたーと言いながら、肉まんの袋を持って帰ってきた。

さあ！みんなで食べましょうと、袋から肉まんを取り出すと肉まんは3つだけ。1つ足りない。

そう、母の分はなかったのだ。

もう母は、長いことその叔母さんとは親戚なので、慣れたモンである。

すぐに自分の肉まんはないと察した母は、お茶入れてくるね。と言ったらしい。

すると、お茶も買ってきました！と3本取り出したらしい。

その手の話がたくさんある。叔母さん関連で腹が立つことがあれば、母は逐一私に愚痴こぼすので私は覚えてしまうほどにこの手の話を把握している。

祖父が亡くなった後、色々市役所で手続きをしなければならなかったので、叔父さん、叔母さん夫婦が実家に来た。

運悪く、私はそこに居合わせてしまった。

しかも、母と叔父さんは一緒に市役所に行ってしまい、私と息子と叔母さんだけ家に取り残された。

一緒に叔母さんも連れてってくれよ。

こんなところに3人残されても困るし。と私は内心思っていたのだが、叔父さんは叔母さんを邪険に毎回扱う為、もうここに残れと言い、私と息子と叔母さんとで実家にいることに。

すると、ツイッターでよく見るクソな親戚に言われた言葉ベスト3を一気に言われた。

・2人目はどうするの？

・1人っ子は可哀想よ

・年の離れた兄弟って、ね？（謎の同意を求められた）

さすが、我が親戚TOP of 曲者

こんなことマジで言うやつ、ネット上でしか見たことねーぜ。

マジでいるんだ。

と、幻のポケモンを見つけたのと同じ気持ちになった。

彼女が私にどういう気持ちになって欲しくてそういうことを言ったかわからないが、私は、全てそーですねー。とだけ言い、全ての言葉をはぐらかした。

二度と会わない人であったり、これからもしっかり付き合っていきたい人には言い返し、自分の考えをしっかり伝えるが、どうでもいい親戚の一人なので、全てスルーすることに決めた。

話は聞いていたが、こんなことばっかり言って、本当に令和にアップデートできてない頭だな、頭のOSはWindows98のままなんだろうなーと思っていた。いや、もっと前か。

きっと、WordもExcelもなく、一太郎と花子かな。

だから互換性もないのかーなんてことばかり考えていた。

どうしてもわかりあえない人もいるし、めんどい親戚もいる。

そんなやつらに自分のこと分かってもらおうとか無駄。

なぜならば、彼ら、彼女らは自分の考えが正しいと信じ込んでいるし、そうすることによって自分は不幸じゃないんだと思い込んでるから。

その後もしっかりした付き合いしたいなら別だが、真摯に付き合う必要性のない人とは、真摯に向き合う必要はないと思う。