やっぱり読書って良いね!
面白い本だったよぉ〜!!
そうなんだ〜。
じゃあ、どんな内容で、どういう所が良かったの?
ええ〜っと。
本の内容を説明してください。
特に面白い所はどこでしたか?
感銘を受けた箇所はありますか?
そう、言われてすぐ言えますか?
私は、読み終わった直後なのにできないことが度々ありました。
読み終わったあと、特に新書なんかは一冊読み切るとレベルアップした感じがします。
しかし、いざ、読んだ本を説明しようとしてもできないし、過去に読んだことがある本は読んだ経験は覚えているものの、どういった本だか覚えていません。
まだ、高校生の時に習った源氏物語の方が説明できる気がします。
つまり、それって読んでるつもりで、ちゃんと読んでないんですよね。
読んだ本の内容を説明できないということは、身になっていない。
つまりはアウトプットが上手くできないということは、しっかりインプットができていないということです。
そんな読んだ本を覚えていなかった私が、本の内容を説明できるようになった方法をお伝えします。
読書ノートがおすすめな理由
読んだ内容を自分に取り込むには読書ノートをつけるのがおすすめです。
メリットとしては以下の点があります。
なぜ、読書ノートをつけようと思ったのか?
それはこの本との出会いがきっかけです。
この本を読み、私は読書ノートを書こうと思いました。
もっとも忘れてはいけない基本的な読書の目標とは、 「一冊一冊から、きちんと自分なりに何かを学ぶ」 ということではないでしょうか
読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]
自分が今求めていることに応えてくれそうな本を、一冊一冊しっかりと選ぶ。そしてその一冊と真摯に向き合い、本から学ぶ努力を重ねる。
読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]
本から得た知識を「知恵」へと変化させ、自分の手足のように使いこなせるようにするのです。
読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]
この文章を読み、おっしゃる通りです。としか言えない気持ちになりました。
そして、読書ノートを書こう、と決めました。
ただ、この本が勧める読書ノートはどちらかと言えば、ビジネス系や自己啓発系の本を読む事を前提としていたので、小説を読むことが多い私は、この本の通りではなく、自分のお気に入りの読書ノートを探し出し、その読書ノートに書いています。
おすすめ読書ノート
コクヨ滋賀 読書ノート
私は、コクヨ滋賀の読書ノートを愛用しています!!
小学生用なので、ちょっと幼稚に感じるかもしれませんが、必要な項目が揃っています!!
ちなみに有隣堂のYouTubeでも紹介されていました!
しかし、なかなか実店舗では販売していないので手に入りにくいのが難点です。
実際の私が書いた読書記録です。
価格 | 165円 |
サイズ | セミB6(126m×179m) |
ページ数 | 60P |
何冊分書けるか | 30冊 |
読書ノート マークス EDiT
先ほどのコクヨ滋賀の読書ノートは幼稚すぎると思う方はこちらのマークスEDiTがおすすめです。
洗練された見た目でとてもかわいいです。
感想を書き込むページはもちろん、読書リストやお気に入りの書店の記録ページもあり、読書のためのコンテンツページが充実した一冊です。
価格 | 1,980円 |
サイズ | 書籍サイズ(192m×134m) |
ページ数 | 176P |
何冊分書けるか | 71冊 |
ほんのきろく
もう少しお手軽な値段だと嬉しいという方におすすめ!
あれ?夏休みの時期の本屋で見たことがある気がする見た目の表紙です。
価格 | 539円 |
サイズ | 文庫本サイズ(148m×105m) |
ページ数 | 224P |
何冊分書けるか | 100冊 |
読書ノート作成方法
それぞれ良い読書ノートだとは思うんだけど、自分が書きたい項目がなかったり、ページが足りなかったりするんだよな
それなら読書ノートを自作してしまうのも手だけどね
自分好みの読書ノートがない、自分の身近にあるノートに書きたい。そう思われる方もいらっしゃると思います。
そんな時は読書ノートを自作しちゃいましょう。
最初にお伝えした書籍をベースに私が書いておいた方が良い項目をお伝えします!
このあたりは書いておいた方が後で読書ノートを読み返した時に記憶が戻りやすいです。
もし、あらすじを上手くまとめれないと言う場合は、Amazonなどのショッピングサイトのあらすじ丸パクリしてしまってもOK!!
気を負わなくて大丈夫です。
大切なのは上記にあげた項目は最低限書くようにしてください。
特に大切なのは読んだ日です。
なぜならば、読んだ時の年齢や立場、状況、メンタル、それらによって感想が違うからです。
私の場合で行くと、
江國香織著 神様のボート
この本は、母親と娘の話です。
中学生の時に読み、今でも定期的に読み返しています。
章によって、母親目線と子ども目線で交互に話しが描かれているのですが、これが不思議なことに、学生の時は子ども目線でこのお話を読んでいました。
しかし、今、同じ本を読み返すと母親目線で本を読んでいるのです。
そのため、本の感想も昔と全く違います。
このような点も踏まえて、読書ノートはあとで読み返すことも考慮して、読んだ日も書いておくこともおすすめします。
他にも、心に残ったセリフも大切です。
そのセリフを後で見返しただけで、納得したり、勇気をもらったり、涙をながしたり、自分の感情が揺れ動いたシーンが蘇りやすいからです。
最後に
私たちはすぐに忘れてしまいます。
1週間前の夜ご飯を言える人はきっと少ないでしょう。
1年前の今日に何をしていたか言える人は少ないでしょう。
そう、どんなに読書をしても少しずつ私たちは色んな事を忘れていってしまいます。
しかし、紙に書いたことは、その紙が手元にあればずっと残ります。
書いた物を読めば、記憶が蘇るでしょう。
もしくは、同じ本を読み返して、今の自分は昔の自分と感じることが違うかもしれません。
それも、読書ノートの醍醐味です。
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