雑誌などでは、お金が貯まる家は物が少ない、無駄な物にお金をかけないと良く書かれている。
雑誌を真に受けて、なるべく整理整頓するようにして、物も溜め込まないように気をつけている。
それに、家が汚いと負の気が溜まり、良くないと風水でも言われている。
それも私は真に受けている。
その為、家が散らかってくると、家に負のオーラが見えるようになってきた。
家を散らかさないためには、物を増やさないのが一番である。
断捨離やミニマリスト系の書籍のほとんどにはそう記されている。
私も実践して、本はなるべく電子書籍で購入するようにしている。
しかし、私は手紙を書いたり、手帳や日記をつける習慣がある。
その為文房具にはこだわりがあり、万年筆は7~8本。ボールペンは20本ほどある。
その他にも、手紙を書くために、レターセット、レターパッド、一筆箋、封筒など紙物類がたくさんある。
断捨離と文房具の趣味の相性の悪さはすごい。
一時は頑張って、Apple PencilとiPadで代用しようと頑張った時期もある。
iPadにノートアプリを入れて、Apple Pencilを使い、手書きで書いていた。
しかし、違うのだ。
書き味、インクの出具合、紙をめくった感じなど。
違うのだ。
iPadは便利だ。
きっと、ノートとして使えば何万ページを手軽に持ち運べるに違いない。
しかし、違うのだ。
万年筆のインクの濃淡、ボールペンの書き味、紙のめくれる音。
漫画をiPadで読むのは慣れた。
しかし、日記や手帳はどうしても、万年筆やボールペンで書きたい。
それに、雑記帳や、ブログのネタ帳も。
私はよく深い人間だ。
最近新たな欲が出てきた。
シーリングスタンプが欲しいのだ。
手紙に封をする時に使うととてもオシャレになる代物なのだ。
しかし、手を出すと最後。
きっと、ロウもいろいろ欲しくなるだろうし、スタンプも欲しくなるに違いない。
自分でも分かっている。
しかし、欲しい。
YouTubeで、シーリングワックスを使っておしゃれに手紙に封をするのを見ると欲しくなる。
しかも、Amazonや楽天で数千円で手に入るのだ。
私の欲しい物のほとんどは数千円の物が多い。
そう、買おうと思えば買えてしまうのだ。
でも、買えるからといって買うと、物が増えてしまい、負の気が家に充満してしまう。
もし、買うのであれば、別の何かを捨てなければ物まみれになってしまう。
おしゃれに生きたい気持ちと、シンプルに生きたい気持ちが日によって比重が変わるのだ。
どうにかして、この気持ちに折り合いをつけて生きていく他なさそうだ。
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