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1歳児とマリンワールドに行った話【エッセイ】

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福岡在住のアラサー。旦那と1歳の子どもの3人暮らし。
コールセンター勤務。
私の経験を元にブログを執筆しています。

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エッセイ
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先日、友達と息子とマリンワールドへ行ってきた。

というのもじゃらんで特別ポイントが付与され、かなりお得に入場チケットがゲットできたのだ。

久々のマリンワールドを楽しみにしつつも、息子が楽しめるか少し不安だった。

姪が2歳になる前に家族で水族館に行ったところ、いろんな生き物を怖がり、全く楽しんでいなかったと聞いていたからだ。

しかし、今回はかなりお得に入場することができたので、まあ、本人が楽しめなくても、安く入れただけでといいかぁ〜くらいと呑気に考えていた。

9:30開園だったので、10時前くらいに現地に着いた。

駐車場はそこまで混んでいなかったので、まだまだかな〜と思っていた。

チケット売り場は少しだけ並んでいたがまだ我慢できる範囲だった。

初めてデジタルチケットを購入した我々はシステムがわかっておらず、有人チケット販売の列に並んでしまったが、本来は並ばなくて良かったらしい。

ま、それも経験だ!と思い、入り口に行き、スマホ画面を見せて入場した。

普段ならマリンワールドの生き物たちの写真が載ったチケットを貰えるが、デジタルチケットでは貰えなかった。

このチケットを手帳に貼ったりするのが好きだったので、少しだけ淋しかった。

息子は来る途中の車の中で寝ていたのでなかなか元気だ。

一生懸命階段を登っていた。

周りも子連ればかりだ。

ギャン泣きしている子どもなど見ると、心の中で応援したくなる。

我が子は階段は一生懸命登ったものの、その後の部屋が暗くて怖いのか、抱っこをすぐせがんでくる。

すでに13kgほどあるのでめちゃくちゃ重い。

歩けるなら歩けよー!!と言うがピトッと私にくっついているのが可愛くて、心の中では、クソッこの可愛いやつめ!とツンデレを発動してしまった。

最初にウミガメのコーナーを見たが、初めて見る、自分より大きいカメをマジマジと見ていた。

ほら!大きいカメだよ!と言うも、近づいて、じーっと見るが、嬉しそうでも、怖そうでもなく、不思議そうな顔で見ていた。

少し時間が経つと、また、私の足にまとわりついてきたので、抱っこさせられた。

ヒップシートを持ってきておいて本当によかった。

他の魚のいる水槽はほぼ目をくれず。

一番興味があったのは館内の階段だった。階段を見つけて、抱っこからおろすと一生懸命登っていく。

あれ?これは、近所の公園で良かったのでは…という、悲しい考えが脳裏をよぎる。

しかし、ペンギンのブースではじーっとペンギンを眺めていた。

自分と変わらない大きさなのでそこまで怖くはないらしい。

しかし、ペンギンが急に急いで走り出すと、びっくりしたようで、彼も足早に私に近づいてきた。

その流れでアザラシも見せてみたが、アザラシもじーっと見ていた。

見たこともない生物だったのだろう。これまた不思議そうな顔で見ていた。

ペンギンのコーナーに再度近づいた時は、彼は自主的にペンギンのコーナーに近づき、記念写真でも撮ってもらおうじゃないか?と言わんばかりにポーズを決め出した。

しかし、その顔はなぜか渋かった。

その後、早めにランチを済まし、芝生広場で歩かせると、今日一番の笑顔で芝生広場を走り回っていた。

近所の公園でよかったのでは…。また、この考えがよぎった。

その後、私と友達はラッコの餌やりが見たかったので、ショーの時間までラッコの水槽前にいた。

ラッコの餌やりは人気で30分ほど前からみんな待っていた。

すると、息子はグズグズしだして結果寝てしまった。

なんだかんだ楽しかったようだ。

きっと、大きくなっても覚えていないのだろうけれど、今日という1日が、息子にとって素敵な日になったという事実が大切なんだよな。と、撮った写真を見返しながらそんなことを考え、家に帰って私と息子は爆睡した。

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