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乳幼児連れの別府旅行①【エッセイ】

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福岡在住のアラサー。旦那と1歳の子どもの3人暮らし。
コールセンター勤務。
私の経験を元にブログを執筆しています。

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エッセイ
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私は子どもの頃、親は共働きの自営をしており、親の休みは日曜だけだった。

そのため、子どもの頃に親に何処か子どもが喜びそうなところへ連れて行ってもらった記憶がない。

写真でみたことがあるので知っている程度で、香川と呼子に行ったことがある程度だ。

しかも、祖父母の家も同じ県内で近場の為、おばあちゃん家に行くために他県に行くという体験もできなかった。

そのため、年に一回は家族旅行をしたいというのが私の夢でもあった。

12月は旦那おっぷぅと我が子あっくんのお誕生日月でもあるので、誕生日のお祝いも兼ねた旅行に行きたかったのだ。

さすがに妊娠中と産後すぐは行けなかったため、子どもが1歳になる月に、私、旦那のおっぷぅ、息子あっくん、私の母のちぃばあ、我が妹ポンちゃん、その子ポンチビというメンバーで2022年12月に別府杉乃井ホテルへ行くことに。

なぜ杉乃井になったかというと、全員杉乃井に行ったことがない、ということ、我が妹ポンちゃんの胃袋がブラックホールであるためだ。

本人曰く、年をとって量的に入らなくなったと言ってはいる。しかし、牛タンのお店に行った時に大盛り料金が無料だったため、母と私も牛タン丼大盛りにして、そのご飯の大盛り分をポンちゃんの丼に入れ、ポンちゃんは特盛牛タン丼を食べていた。

しかも、それとミニうどんも食べ、食後にクレープまで食べていた。

全盛期の食欲が恐ろしい。

ということで、そんなブラックホール胃袋ポンちゃんを連れての外食は恐ろしいため、必然的に食べ放題のお店に毎回行くこととなる。

今回のホテルももちろんビュッフェメインで選んだ。

しかも、杉乃井ホテルはありがたいことにビュッフェコーナーに離乳食もあるのだ!

子連れに優しい!

ということで、別府へ行くことに!

ワクワク!ドキドキ!

しかも人数が多いため、大きい車を借りて行くことに。

しかし、母は軽自動車の運転がギリギリ、妹はぺーパードライバー、旦那は5人乗りまでしか運転できないと自己申告。

ということは、私が運転するしかない。

普段運転しているのは約10年運転している愛車ワゴンR。

たまに普通車を運転しても、旅行でのレンタカーで運転する程度。約10年ほど前にハイエース運転経験があるのみ。

不安、大!!!

しかし、全員乗るには7人乗りを借りるしかない。0歳と2歳と泊まり荷物もあるのに公共交通機関とか無理!

意を決する。

旦那にセレナ(7人乗り)を予約した旨を伝えると、どうするの?そんな車俺運転できないよ!と何故かキレられた。

未だに何故キレられたのか分からない。

不思議だ。

当日、レンタカーでセレナを借りて、ヒヤヒヤしながら運転して、まずは、実家へ。

予定では、実家で我々家族、私、あっくん、旦那、母が合流し、妹、姪を迎えに行き、別府へ行くことになっていた。

私が、車に乗って、ナビの設定をしていると母が玄関に現れた。

ねえ。

母は、か細い声で私に語りかけてきた。

「何?どうしたん?」

母は顔を歪めながら

「何時に出発するの?」

「みんなの準備が出来次第出発するよ」当たり前じゃないか?という風に私は答えた。

すると

「お腹が痛い。」と母が言い出した。

母はよく腹を壊すのであまり心配もせず、私はもう!さっさと出すもん出してこい!と言った。

「うん」

母は腹を押さえながら、トイレへと戻っていった。

あとで聞くと常温で放置していた、昨日の残りのミルクパスタを朝ごはんとして食したらしい。

朝8時にレンタカーを借りてきたのに、母ちぃばあのトイレで約1時間のタイムロス。

朝イチに車を借りに行った意味!

なんとか母の腹痛も治ったとのことでいざ出発!となると、旦那おっぷぅが「あ!待って」と言い出した。

何かと思えばサングラスを忘れたと言い出した。

運転もしないくせに助手席で一人前にサングラスだけはかけていた。

何故、旦那はこんなに私をイラつかせるのか。

永遠の私の課題かもしれない。

旦那のサングラスを取りに行く待ち時間の間に妹より入電。

今どのあたりにいるのか確認の電話だった。

まだ、実家から3m出たくらいですよ。

しかも、母ちぃばあは1番後ろの後部座席で横になって寝ている。

すでに前途多難感が半端ない。

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