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新婚旅行でバリに行った話4【エッセイ】

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福岡在住のアラサー。旦那と1歳の子どもの3人暮らし。
コールセンター勤務。
私の経験を元にブログを執筆しています。

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エッセイ
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次の日は、朝からウェディングフォトを撮る予定だった。天候が崩れる可能性も考え、旅程の中でもリスケし易いように到着した次の日に朝から撮影の予定だった。

朝は、日が登るのも早いのもあるが鳥のさえずりでと猿の鳴き声で目が覚めた。

なんとも心地の良い目覚めだろうか。

こんなスッキリとした目覚めなんていつぶりだろうか。

旦那も同じくこの心地の良い目覚めで起きていた。

常夏のバリでも比較的朝は過ごしやすい気温だった。

準備を済ませて、我々はホテルの朝食ビュッフェへ向かった。

朝早かったこともありレストラは空いていた。

緑に囲まれたレストランは居心地も良かった。

色々な国の料理がたくさんあった。それに、何といっても南国感あふれる見たこともないようなフルーツがたくさんあった。

ヤシの実もあった。

バリは雨季と乾季があり、私たちが行った2月は雨季にあたる。

比較的雨が降りやすいというのもあり、旅行代金が安い。

しかし、日本の梅雨のように雨が何日も降り続けるわけではなく、スコールのような雨がダッ!と降ってすぐにカラッと晴れてしまう。

それに、雨季はフルーツが美味しい季節でもあるのだ。

朝ご飯に私は定番なソーセージなどの無難なものを選んで食べた。

ソーセージはハーブが入っているようでとてもおいしかった。

旦那はというと、なぜそれを?というものばかり選んで食べていた。

何故か彼はバリでカルフォルニアロールを食べていた。

そして、あんま美味しくないなーと。

日本人が外国でカルフォルニアロール食べたらそういう感想になるのは当たり前である。

そんな旦那をよそに私は南国フルーツも楽しんだ。

ドラゴンフルーツや見たこともないフルーツがあり、いくつか食べてみたが、日本で食べるフルーツよりは甘くないし、水分が多い。

でも、本来のフルーツってこうなのかもしれないな。日本は品種改良され過ぎているのかもしれない。

ヤシの実もビュッフェの中にあった。

ヤシの実なんて飲んだことない!

さぞ、美味しいのだろう!

丸ごとヤシの実の上半分が切られており、ストローが刺さっている。

思いっきりチューと吸い込むと、甘くない。

え?

冷えてもいないので、生ぬるい少しだけ甘みがあるような水分だった。

私の中の残念な食べ物ランキング1位になった。

部屋に戻り、くつろいでいると部屋の電話が鳴った。

英語であなた宛にお客さん来てるわよ!と言われた。

ウェディングフォトの撮影スタッフだなと思いすぐにOK!と元気に答え旦那と準備してロビーの撮影スタッフの元へ行った。

昨日は夜に到着したため気づかなかったがロビーから見える景色も素晴らしかった。

合流し、撮影スタッフの運転する車でウェディングフォトの会場へと向かった。

おしゃれなチャペルに着いた。

通された部屋には優しそうな日本人のおばちゃんがいた。

そこで、今回の撮影についての説明を受けた。

チャペルでの撮影と海での撮影を今回は行う予定であった。

まずは、お互いの衣装選びだ。

旦那は3色のタキシードの中から1着を選ぶだけであった。

私はさまざまなウェディングドレスから1着を選び、頭につける花飾りやブーケ、イヤリングなどを選んだ。

人生で1度きりのことなのでかなり迷った。

ウェディングフォトはHISのプランを旅費とセットで申し込んだ。

価格は10万ほどだった。

そんなにお金をかけて写真を撮ってもらうので、自分でもしっかり納得のいく写真を撮ってもらいたく、悩みまくった。

メイクも綺麗にしてもらった。

メイクは日本人女性だった。

美容師免許があれば、こうやって海外でもやっていけるんだ。

いいなぁと少し、海外で自分のスキルを活かして働く彼女を羨ましく思った。

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