松亭駅周辺はタクシーがあまり通っておらず捕まえるのに苦労した。
カカオタクシーのアプリ入れておいた方がよかったかなとも思ったが、カカオタクシーのアプリは韓国語ベースなので使い難く入れなかったのだ。
そんななか、なんとか流しのタクシーを捕まえ乗り込んだ。
私が次の目的地である東海龍宮寺の情報をスマホで表示させようとしたら,友人Yさんが「temple」というと運転手は「OK」と行って目的地まで向かい始めた。
Yさんに「寺は大体観光地だからtempleって言えば通じるよ。」と言われた。
タクシーに乗ること10分足らずで目的地に着いた。
あたりはタクシーばっかりで、帰る時のタクシーは確実に捕まえられそうだ。
着いたもののどちらに進めばいいかわからず何となく坂を登っていると、Yさんに「なんか違うくない?」と言われ、あたりを見渡し、地図も確認すると全くの逆方向に向かっていた。
進んでいくといろんなお店がある。
韓国風おでんなども売られていたが、ナッポクセを堪能した我々は腹一杯で食べられず。
他には数珠などの開運グッズらしきものもたくさん売られていた。
進んでいくと、12支の像が立っている。
説明書きもあったが韓国語と英語でイマイチ何と書いてあるか分からずだったが、前情報で12支に豚がいるということだけ知っていた為、おそらくそれについて詳しく書いてあるのだろうという程度に流し見した。
観光地なので日本人もそこそこいる。
福岡でいう太宰府天満宮のような場所なのだろう。
進んでいくと、カラフルな看板があった。
おおう。
目がチカチカする配色だ。
看板の近くに龍もいた。
こちらも目がチカチカする配色だった。
何となく日本の龍よりも勇ましい気がする。
看板を通り抜けると下りの階段が続く。ああ。
帰る時はこれを登るのかと、憂鬱になりながら降っていった。
進んでいくと石像がたくさんいる場所に着いた。
この石像たちにお金を投げ入れて、入るとラッキーらしい。
小銭を持っていなかったので、友人Yさんに小銭をもらい試してみたがはいらなっかった。
やはりそんなに簡単には行きませんよね。
進んでいくと金の豚さんがお出迎えしている。
これだけで何となくありがたみがある。
階段で疲れた我々はカフェに入り少し休んだ。
異国の言葉が飛び交う場所でのカフェは何となく面白い。
今日の私たちは完璧じゃないか。
ずっと楽しい。などと友人Yさんとお話しをした。
この寺は願いを1つだけ叶えてくれるらしい。カフェをでたあと、我々も早速お願いしようとしたが、小銭を先ほど投げてしまったので持っていない。
すると両替機があった。
準備がいいというか、合理的というか。
寺の一部がゲーセンのようだった。
そこに5000ウォン紙幣を入れるととんでもない量の100ウォン硬貨が出てきた。
嘘だろ。
50枚もの100ウォン硬貨をこのキャッシュレス社会の韓国でどうしろと。
とりあえず、賽銭用の小銭はできた。
考えていてもしょうがないのでお願いをして、あたりをぶらぶらして見た。
絵馬のようなものがあり、みんなこの金ピカ絵馬に願いを書いてぶら下げていた。
日本でも韓国でも似た文化があるのは面白い。
少し、外れた場所にいくとお寺の全貌が見える用になっていて、絶好の写真スポットだった。
私たちは夕方に行ったのでうっすら空がグラデーションになっており美しい。
美しい寺だと自称されているだけある。
この写真が撮れる場所にはめちゃくちゃありがたそうな像がいる。
寺に別れを告げ、あの階段を再度上り次の場所へ向かった。
もう、日は傾きかけている。
急がねば。