東海龍宮寺を堪能した我々は次の場所を目指した。
夕日はすでに傾きかけている。
タクシー乗り場でタクシーに乗り込んだ。
スマホで行きたい場所を運転手に見せたがピンと来ていないようだ。
我々は次にBUSAN X the skyに行く事にしていたのだ。
私たちから言えばこんなもん東京タワーみたいなもんだろ。何でわからないんだ?と思った。
すると、運転手はいそいそとカーナビに住所を入力しだした。
スカイカプセルでのんびりゆったり来た道をタクシーでそそくさと戻る。
あんなに優雅な時間を過ごしたのが嘘のようだ。
タクシーは目的地周辺に30分足らずで着いたが入り口は見当たらない。
ホテルの前みたいなところで降ろされた。
ここの建物だとは運転手は指差して伝えてくるが、あたりにはホテルマンらしき人しかいない。
しょうがないのでホテルのロータリーみたいなところにいたホテルマンに聞くと説明されたがよく分からず。
どうしようとウロチョロしてみたがわからない。
その辺にいたおじさんにスマホの画面を見せて、we want go to thisと伝えた
すると、このホテルのような建物の中に入り、まっすぐ行って、2階ででろと言われた。
言われた通りに進むとあった。
私たちはただタクシー運転手に反対側で降ろされただけだった。
ここで、夕日は完璧夜に変わっていて、入り口のイルミネーションがチカチカしていた。
事前にKLOOKで購入していたチケットを受付のお姉さんに見せると、また別に発行されたチケットを手渡された。
そのチケットには入場用のバーコードがついており、駅の改札のような入場ゲートにチケットをかざすと中に入れた。
すると、ここで待つようにとポールが立っている。
少し待つと、エレベーターがきていて、乗り込むように言われた。
エレベーターに乗り込むとエレベーター内は上空に舞い上がるかのような映像パフォーマンスが始まる。
それと同時にエレベーターは上の階に登っていく。
エレベーター内の階数を表示する電子版にはすごい勢いで階数が変わっていく。
しかし、そんな風に私の体は全然認識きていない。
私は経験がなかったので面白かったが、友人Yさんはスカイツリーもこんなだったよ、と言っていた。
スカイツリーに登ったことある人は感動は薄いかもしれない。
映像パフォーマンスがあったのもあるが、体感2分足らずで1番上に着いた。
そこでは釜山の夜景が一望できた。
なんて美しいんだろう。
海と夜景。
素晴らしいの一言に尽きる。
本当に来て良かった。
今日一日、ずっと素晴らしい景色ばかり観ている。
スカイカプセルに東海龍宮寺、x the sky。
どれも本当に美しい景色を見せてくれる。
景色を観た後、建物内を散策しようとすると例のアレがあった。
床が透明なのだ。
前もって検索していたので知っているが、釜山で1番高い建物の床が透けている。
失礼だが、海外のこうゆう場所はどうも信用ならない。
大丈夫なのは分かってはいるがとても怖い。
友人Yさんはそんな私になんか気を止めずサクサク透明床を進んでいく。
私はというと、すごく端っこを歩いた。
せめてもの悪あがきである。
手すりに掴まりながら端っこを歩く私は滑稽だろうが、韓国に知り合いなんていないし、いいのだ。
私は私の気持ちを大事にするのだ。
歩いているとお土産売り場があった。
どうやらベイビーシャークとコラボしているのか至る所にベイビーシャークがいた。
当時2歳の我が息子はYouTubeでこのベイビーシャークの歌を聴きながらよく踊っていた。
しかし、今では、はたらく車の歌の方が好きになっている。
だんだん成長に伴って好みが変わっているようだ。
その後、お目当てのスタバに来た。
韓国にまで来てスタバ?と思われるかもしれない。
ここのスタバは世界で1番高いところにあるスタバなのだ。
また、韓国限定のメニューもある。
ちなみに日本限定のメニューは抹茶フラペチーノで海外のスタバにはない。
私は、今回ヘーゼルナッツのスタバにした。
窓際の眺めが1番いい場所は人がいっぱいで座れなかった。
しかし、長距離歩きまくった私たちは座る事の方が大切だったのだ。
釜山限定のタンブラーもあったが我慢した。
こういうテンションで買った物はあとあと使わなくなるのだ。
断捨離で私は学んだ。
可愛いだけではだめなのだ。実用性とか耐久性とかお手入れの簡単さが大切なのだ。
タンブラーたちは35,000ウォン〜70,000ウォンで販売されていた。
日本と変わらないか少し高いくらいの値段で販売されていた。
タンブラーとはお別れし、BUSAN X the skyからも降りる。
ここはレストランもすごいらしいのでいつかまた来てみたい。
さあ、次は夜ご飯だ。