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片付けを始めた母の話【エッセイ】

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福岡在住のアラサー。旦那と1歳の子どもの3人暮らし。
コールセンター勤務。
私の経験を元にブログを執筆しています。

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以前、母が家を片付けないと書いたが、なんと彼女はついにやる気をだした。

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娘である私が何度言っても言うことを聞かなかったのに、何故やる気をだしたのか?

それは、彼女のペンパル(文通相手)の影響が大きい。

そのペンパルは両親が自営業をしていた時のお客さんで70代の女性だ。

自宅に固定電話はあるが、スマホはおろかガラケーも持っていない。

その為、LINEもメールもできないのだ。

自営業をやめた後、彼女たちは手紙で日々の事をやりとりしている。

子どものことや、日々の生活や、今までのことなど、内容は多岐にわたる。

ウチの母は60代なので、ペンパルの彼女の方が10歳ほど年上だ。

そのペンパルの彼女は孫に(私の息子や妹の娘)と言って、絵本やお菓子なんかも送ってきてくれる。

それに紛れて、彼女が読み終えた後の、ハルメクなんかも送ってくる。

ハルメクとはシニア女性向けの雑誌で、ファッションからライフスタイルまでシニア女性の気になるあれこれが掲載されている。

その雑誌の中に、家のリフォームや片付けについての特集があったそうだ。

家のリフォームは前向きに物事を考えられる40~50代の内に考えましょう。

家の片付けも、判断能力があり、体力がある内にしましょう。

と書いてあったらしい。

私が同じ事を言っても聞く耳持たずだったが、70代女性から送られてきた雑誌に書いてあることは素直に言うことを聞く、母。

本当、立派な意見、言葉も何を言うかではなく、誰が言うかだな、と改めて思った。

30代の娘が何を言っても、全部いるものしかない!捨てる物なんて一つもない!と言っていた母も、その雑誌を読んでからは、体が動いて、判断力がある内に片付けなきゃね!といつになく前向きだ。

もし、自宅をなかなか片付けない両親がいるようであれば、ハルメクなどのシニア向け雑誌は効果的なので、雑誌を見せて、みんなこういう風に物を減らしてるみたいよ?と言うと良いかもしれない。

リノベに向けて彼女も頑張っている。

しかし、問題は父だ。

なぜか父はいきなりやる気を出して家を片付けて、リノベすると意気込んでいる母に激怒。

どうやら、父をハブってリノベの話が上がっているのが面白くないらしい。

彼は、じゃりン子チエのテツそのものな性格をしている。

リノベのお金は出さないくせに文句ばかり言っている。

リノベすると母が父に伝えると、誰が家に来ることがあるんだ?!とキレ始めた。

築30年であちこちらガタがきていて、浴槽なんかはヒビが入っているのに、このままで良いはずがない。

そのリノベのお金は私たち夫婦がローンを組む予定なのだが、あいつらにローンが通る訳ないだろ!!とさらにキレたらしい。

なぜ、彼にそんなこと言われなければならないのか。

私達の年収も借入状況だって知らないくせに。

しかも、こんなに偉そうにキレているが、彼は今までに生活費を家に入れたことがなく、今までずっと私たち家族は母の稼いだ金でなんとか生活していた。

彼は、生粋の昭和のプロのヒモである。

父は、現在、祖父が亡くなり、1人になった祖母の元で暮らしている。

名目は老人1人だと何かと大変だし、心配だからだと言う理由だが、実質は祖母に養ってもらっているに近い。

仕事はしているものの、給料は全額自分で使っている。

60代過ぎた家族のいる男がすることなのだろうか?

それで、このキレようだ。

最後に、お前らに出ていけと言われたらいつでも出ていってやるからな!!!と捨て台詞を吐いて実家から出て行った。

すでに、実家から出て祖母の家に暮らしているくせに。

我が実家のリノベは前途多難だ。

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